ぐらんどはお風呂屋さんと言えるかもしれないくらい、
入浴のケアに力を入れています。
2つの個浴スペースに介護用リフトを設置しています。
介護用リフトは天井から上下するハンガーに吊り紐をかけます。
吊り紐のついたシャワーチェア(座面部分が外れるタイプ)で椅子ごと吊り上げるパターンと、スリングシートという吊り具に体をつつみ、吊り上げるパターンがあります。
その人の体の状態に応じて使い分けをしていきます。
XY方式のリフトレール
浴室の天井にレールがあるのですが、動いて浴室内のどの位置からも上下できるようにしてあります。
XY方式というらしいのですが、UFOキャッチャーをイメージしていただいたらわかりやすいと思います。
利用者のシャワーチェアがどこにあってもリフトのハンガーがその位置まで動くことができ、浴槽に降りていく位置もそれぞれの体格や状態に応じて決める事ができるのです。
そういう可動域が柔軟なレールは介助する側にとって、とても便利で負担が少ないです。
それは結果として介助される側にとって良いケアに繋がります。(そのハズです!)
現在、介護用リフトを使った入浴はあまり現場で採用されていません。
使う流れを写真を中心にブログにアップしました。もっと使う人が増えてほしいと思います。