アロマのこと

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こんにちは。

ご無沙汰しております。
この冬はほんとに寒かったですよね。
加えて、近年稀にみるインフルエンザの流行で職員も利用者も本当に体調を崩すことが多くて、この冬は本当に大変でした。
お元気だった利用者さんが昨年11月に転倒骨折から、みるみるうちに衰弱してしまわれて食事がとりにくくなってそれでもなんとか頑張って食べる量を増やしていっているさなかでした。
年も明け、少しずつ体重も増えてきたなぁというとき、本当に運が悪いというか、インフルエンザにかかってしまわれました。
インフルエンザだけでもあまり食べられなくなってしまって、またすこし後退しちゃうと残念な気持ちでいるとき、なんと誤嚥性肺炎を併発してしまったんです。
状態はかなり深刻でした。抵抗力が低下している状態でしたから、重症化してしまったんです。
救急車を呼んで病院に運ばれたのですが、インフルエンザの患者さんがあまりにも多くてどこの病院も病室が足らない状態で、なかなか行先が見つかりませんでした。
やっと受け入れ先が見つかりましたが、救急外来での先生は、もう覚悟をしておいてほしいと。いざというときに延命処置をするかどうか・・というお話にまでなりました。
何とか乗り切ってくれた利用者さん、1週間あまりの入院、点滴と酸素吸入で何とか落ち着きましたが、家族の希望で退院をして在宅でのケアと加療を行うことになりました。日中はぐらんどをご利用され、その中で家族の許可を得てアロマセラピーの施術を行っています。
施術してくれているのはぐらんどのTナースです。
Tナースは日本でも数少ない臨床アロマセラピストさんです。
臨床アロマセラピストとは、何らかの疾病がある方やその危険性のある方に対して、アロマセラピーを用いてケアする専門家です。
臨床アロマセラピーってどういうものなのかというと、「植物の香りやアロママッサージによるリラクセーションツールとしてだけでなく、対象者が抱える苦痛を緩和するために実践されている補完代替療法のひとつ」ということなのだそうですが、少なくともこの利用者さんの治癒能力を活性化させてくれたのは間違いないと感じています。施術後は本当に呼吸も楽そうで休まれていました。
今は、少しずつ点滴を減らし、口からも食べることを始めています。以前の利用者さんにまた会えることを願って。
Tナースをはじめスタッフ全員が変化をやりがいにとても熱心にかかわってくれ、こんなに良くなるとはと、ドクターも驚いていました。
それにしてもアロマってすごい!んです。
アロマに限らず、手を使ってのケアは本当に大切です。
臨床アロマだけではなく、ぐらんどにはフットケアを学んでいる介護士もいます。
そういう人を探したわけではないのですが、来てくれた職員さんがそういうひとだったっていう・・。
ありがたいことです。すごいことです。ご縁です。
よい変化は受け手にも起こりますが、送り手にもよい影響を返してくれます。そういう様子を見ているのは本当に幸せです。